結婚前調査ではどこまでわかる?調査可能な範囲をご紹介

結婚 悩む

これから結婚しようとする相手の素性や交友関係を調査することができるのが、探偵による結婚前調査です。

結婚前に相手の身辺調査をして結婚後の生活にリスクがないかを判断し、結婚後のトラブルを回避する目的で実施されていますが、探偵の調査で一体どこまで調べられるのでしょうか。

この記事では、結婚前調査で何をどこまで調べられるか、逆に調べられない内容は何か、探偵に依頼する上での注意点を紹介します。

 

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目次

結婚前調査は何をどこまで調べたいのか明確に

結婚前調査を行う前に、まず「何をどこまで調べたいのか」を明確にしておきましょう。

探偵に調査を依頼する項目や範囲が増えると、調査に時間がかかったり、費用も変動します。例えば、調査対象となる本人のみの調査なら15万円程度ですが、家族まで調査対象となる場合には50万円ほどかかることもあります。

事前に調べたい範囲を明確にしておくことで、調査期間を短くし、調査費用を最小限に抑えることができます。

しかし、どこまで調べたいかを明確にするには「そもそも探偵は結婚前調査でどこまで調べられるの?」と疑問に思うことでしょう。ここからは、結婚前調査で調べられる内容について詳しく説明していきます。

結婚前調査でどこまで調べられる?【本人のみの調査編】

結婚前調査は大きく分けて、本人のみの調査する場合と、家族など本人周辺との関係も調査する場合があります。結婚前調査で本人のみの調査を依頼した場合にわかることは、以下の5つに分類できます。

  • 過去
  • プライベート
  • 勤務先・将来性
  • 思想・人柄
  • 資産や借金の状況

一つずつ、詳しくみていきましょう。

過去

結婚前調査では、結婚相手となる人物の過去を調べることができます。

ここでいう過去とは主に学歴や経歴、婚姻歴などです。

例えば、結婚相手が過去に離婚していて子どもがいることを隠しているケースがあります。結婚後にわかると、養育費の負担などでトラブルになるリスクがあります。このような内容が、結婚前調査によって明らかになるのです。

プライベート

結婚をすると、寝食を共にすることとなります。結婚をしてから、食生活や生活費の使い方に大きな問題があることを知るケースもあるでしょう。

結婚前調査を実施すれば、そのようなトラブルを回避することができます。

探偵は尾行や張り込み、独自のネットワークを駆使して、結婚相手のプライベートを詳しく調査します。その結果、実はアルコール依存症で治療中であったり、重度のギャンブル好きであったりといった事実が明らかになります。

勤務先・将来性

結婚後は、二人の収入が家計に直結します。そのため、結婚相手の勤務先や将来性まで結婚前調査で調べることもできるのです。

結婚相手が勤務先でどのように評価されているのか、また勤務先の業績から将来性の有無まで調べられます。もしかしたら、本人から聞かされていた仕事の話と事実が大きく乖離していることが発覚するかもしれません。

思想・人柄

探偵による結婚前調査によって、結婚相手の本当の人となりを知ることができます。恋人や婚約者の前で良い人物として振る舞っていただけだった、ということが結婚後に明らかになる事態を避けるために、思想・人柄まで調べておくことは重要です。

探偵の尾行によって周囲の人物に対する態度がわかったり、聞き込み調査によって近隣からの評判がわかります。

また、実は危険な思想を持つ人物だった、ということも暴かれるかもしれません。このような内容は高い調査力を持つ探偵による調査でしか知る方法はないと言えるでしょう。

資産や借金の状況

結婚前調査では、結婚相手の資産や借金の状況を調査することもできます。これから結婚をする相手に対して、「実は借金がある」ということを言い出せずに、黙ったまま結婚をしようとするケースは意外に多いものです。

結婚相手に多額の借金があることが結婚後に発覚すると、家計や将来の計画に大きな影響を及ぼします。

結婚前調査でどこまで調べられる?【本人周辺の調査編】

身辺調査

結婚前調査では、本人だけでなく、本人周辺の人間関係まで調べることができます。

本人周辺の調査として、調べられるのは大きく分けて以下の3つです。

  • 家族関係
  • 交友関係
  • 異性関係

それぞれどのようなことをどこまで調べられるのか解説します。

家族関係

結婚前調査における本人周辺の調査でもっとも重要となるのが、家族関係についてです。結婚をすると、配偶者の家族とは義理の家族という関係になり、付き合いも深くなります。

万が一、結婚相手から聞かされていた家族関係と事実が大きく乖離していたり、結婚の妨げとなる事実を隠していたとしたら、結婚前調査で明らかになるでしょう。

結婚相手の資産には問題なく借金も無いことがわかっても、家族の中に金融関係のトラブルを抱える人物がいたら、それは結婚後の生活に少なからず影響があるかもしれません。

交友関係

結婚前調査でわかるのは家族関係だけではなく、交友関係も含まれます。

結婚相手から事前に聞かされていた友人達とはまた異なるネットワークに、反社会的勢力や犯罪グループとの繋がりがあるかもしれません。本人がそのことを意図的に隠して結婚をしようとしているのなら、危険な犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。

異性関係

交友関係以上に大きなトラブルとなりがちなのが、主に浮気や不倫問題の種となりそうな、結婚相手の異性関係です。

結婚前調査をしたことによって、二股をかけたまま結婚をしようとしていたり、なんと既婚者で子持ちだった、という事実が発覚する場合があります。

また、過去の離婚歴を隠していた、という調査結果が出ることも考えられます。

浮気が発覚したらまずどうする?詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。

結婚前調査で調べられない範囲はどこまで?

結婚前調査では、前述したようにかなり広範囲の内容を把握することができますが、調べられる範囲には限度があります。探偵は法律を遵守したり、人権を尊重したり、犯罪に加担しないように一定のライン内で調査を行うのです。

探偵事務所や興信所が結婚前調査で調べられない範囲として、以下の2つが挙げられます。

  • 調査が違法行為となる内容
  • 差別目的や犯罪につながる内容

それぞれの具体的な内容について解説していきます。

調査が違法行為となる内容

探偵事務所は、探偵業法や個人情報保護法など法律の範囲内で情報を収集します。違法な調査をして情報を入手することはできません。

調査が違法行為となるのは、例えば、以下のようなケースです。

  • 戸籍謄本や住民票などを不正に入手する
  • 調査対象のSMSなどに違法ログインして調査する
  • 依頼人以外の第三者の私有地や所有物に、無断で盗聴器や隠しカメラをしかける

なお、依頼人に頼まれて、探偵が依頼人の自宅に盗聴器をしかけることは違法ではありません。

もし結婚前調査でこのような情報を入手できるとアピールする探偵事務所や興信所がいたら、悪徳の業者である可能性が高いので避けた方がよいでしょう。

差別目的や犯罪に繋がる内容

違法となる範囲以外にも、探偵が結婚前調査を断る内容として「差別や犯罪につながる調査」があります。こちらは探偵業法という法律によって定められているルールです。

例えば、人種差別を目的とした調査だったり、依頼主のよるDVやストーカー行為を助長すると探偵が判断した場合は依頼をお断りし、調査を実施しません。

探偵業法に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

結婚前調査を依頼すべきケース

ここまで、探偵による結婚前調査でどこまで調べられるのか、調査の範囲について詳しく解説いたしました。

「私の婚約者も調べたほうがいい?」と考えても、なかなか探偵への依頼には踏み切れない方もいるでしょう。ここからは、探偵に結婚前調査を依頼すべきケースを具体的にご紹介いたします。

結婚相手が素性を明かさない

結婚の予定を決めているのに、相手がなかなか素性を明かさない場合には、結婚前調査をしたほうがいいでしょう。

本来であれば、これから家族となる相手には、隠し事をせずに全てを伝えるべきです。違和感をおぼえるほど素性を隠したり、聞くたびに内容がチグハグで怪しいと感じることがあったら、相手は結婚詐欺師である可能性まで浮上します。

一度第三者による結婚前調査を実施したほうがいいケースと言えるでしょう。

結婚相手の経歴が怪しい

マッチングアプリや婚活イベントで知り合った相手と結婚をするケースも増え、プロフィールで経歴を偽装されたという問題も多々発生しています。

例えば、「有名な○○大学を卒業した」「上場企業の□□に勤務している」と言っているのに、その大学や勤務先の友人を紹介したがらなかったり、大学や企業のことをあまり詳しく話してくれなかったりする場合には、経歴が疑われます。

結婚相手が単に見栄を張って経歴に嘘をついていて、依頼者にとって問題ない内容であれば依頼する必要はないです。しかし、もし何かしら不安に感じるのであれば、結婚前調査によって事前に事実を把握しておくことをおすすめします。探偵事務所に依頼すれば、経歴に偽りがないかを調べられます。

結婚を延期される・高額な現金を要求される

結婚は大きな金額が動くイベントであり、それを利用した結婚詐欺やマッチングアプリを介する国際ロマンス詐欺被害が後を絶ちません。

金銭を騙し取る詐欺目的で婚約をしている場合に、特徴的なのが「結婚を延期される・高額な現金を要求される」ということです。結婚相手の言動や行動に違和感をおぼえたら、結婚前調査を実施しましょう。探偵は逮捕することはできませんが、警察に通報するための重要な証拠を掴んでくれます。

結婚前調査を探偵に依頼する前の注意点

探偵 イメージ

結婚前調査を実施したことを後悔したり、結婚前調査に時間やお金が必要以上にかかったりすることは避けたいものです。結婚前調査を探偵に依頼する際には、事前にやっておくべきことがあります。結婚前調査の依頼前の注意点は以下の3つです。

  • 知りたくない事実を知る可能性があることを理解しておく
  • 調査結果に対する対応をあらかじめ考えておく
  • 可能な限り事前情報を集めておく

軽い気持ちで調査を依頼して大きなショックを受けてしまわないためにも、これらの注意点は留意しておきましょう。

知りたくない事実を知る可能性があることを理解しておく

たとえ怪しい言動や行動が少々見られても、相手は一度結婚を覚悟した大事な人です。結婚前調査によって信頼が崩れて、「裏切られた」と感じるショックはかなり大きいでしょう。

それでも、何も知らずに結婚をしてから金銭を騙し取られたり、犯罪に巻き込まれることを回避できるのであれば、結婚前調査をするべきです。しかし、結果として知りたくない事実を知る可能性があることは理解し、心の準備はしておきましょう。

調査結果に対する対応をあらかじめ考えておく

心の準備ができたら、現実的なことも考えておく必要があります。あらゆる調査結果を想定し、「自分はどうしたいのか」を決めておくことです。

例えば、結婚相手が別の人と交際をしているのが判明した場合には破談にして結婚式場のキャンセル料金などを負担してもらう、相手が結婚詐欺師であることが判明した場合には、一旦関係を続けながら警察に通報するといった対応を具体的に決めておきましょう。

探偵事務所によっては、調査後に弁護士を紹介してくれる場合もあります。裁判になる可能性があれば、事前に相談をしておくと安心です。

可能な限り事前情報を集めておく

探偵事務所に結婚前調査を依頼する前に、結婚相手やその家族、友人に関する情報を自分で調べて可能な限り提供しておくことで、調査が素早く完了する可能性が高まります。

情報が少ないと、探偵は尾行や張り込みといった調査を長期間行わなくてはならなくなります。調査の期間が長くなると、料金プランによってはそれだけ依頼料が高くなってしまいます。

例えば、同棲中の結婚相手の異性関係で疑わしいなら、結婚相手が何曜日の何時に不在にすることが多いとか、何曜日に帰る時間が遅いなどの情報を整理しておきましょう。それらの情報があると、探偵はより効率的に調査することができます。

結婚前調査は総合探偵事務所アルシュ品川にお任せ

多くの人にとって、探偵に調査依頼をするということは初めての経験となるでしょう。

特に結婚相手に対する身辺調査では、プライバシー面でも配慮をしてくれる実績のある探偵事務所に依頼したいと考えるはずです。

探偵事務所選びに悩んだら、ぜひ総合探偵事務所アルシュ品川にご相談ください。

アルシュの調査員は全員ベテランの元刑事で構成されており、高い調査力を誇っています。お問い合わせから調査完了まで、依頼主様のことを第一に考え、調査を実施いたします。

結婚相手に対するお悩みは一人で抱えずに、探偵に結婚前調査を依頼して真実を明確にしましょう。

まとめ

今回は、結婚前調査で何がどこまで調べられるか、調査範囲について詳しく紹介しました。

探偵に依頼するなんて大袈裟かも、と思ってしまっていても、この記事で紹介した「依頼すべきケース」に心当たりがあるなら、可能な限り情報を集めて結婚前調査を依頼すべきでしょう。

調査結果にショックを受けてしまう可能性はもちろんありますが、それでも騙されたまま結婚をしてしまう事態を避けることの方が大切です。

結婚前調査を依頼する探偵事務所をお探しなら、総合探偵事務所アルシュ品川をご検討ください。

小さなお悩みが大きな問題に発展してしまう前に、アルシュが高い調査力で解決いたします。

総合探偵事務所アルシュ品川問い合わせ窓口はこちら

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