「元夫からの養育費がストップしてしまったけれど、転職して今の勤務先がわからない」
「配偶者の浮気相手に慰謝料を請求したいが、どこの会社で働いているのか知りたい」
「お金を貸した相手と連絡が取れなくなった」
このように、特定の人物の現在の勤務先を知りたいと悩んでいませんか?
個人の力で他人の職場を特定することは非常に困難であり、一歩間違えるとプライバシー侵害やストーカー規制法違反といった予期せぬトラブルに発展するリスクもあります。
そこで頼りになるのが、プロの探偵が行う「勤務先調査」です。
本記事では、探偵が行う勤務先調査の概要から、調査が必要となる具体的なケース、プロが実践する調査方法を徹底解説します。
目次
探偵が行う「勤務先調査」とは?

勤務先調査とは、対象者が現在どこで働いているのか、どのような雇用形態で勤務しているのかを特定するために探偵事務所が実施する身辺調査の一つです。
単純に「会社の名前と場所」を割り出すだけではありません。依頼者の目的に応じて、以下のような詳細な情報を収集することが可能です。
- 勤務先の企業名・所在地
- 所属部署や役職
- 雇用形態(正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなど)
- 実際の出退勤時間や勤務態度
- 過去の職歴や経歴の真偽
- 副業の有無やその勤務先
探偵業法に基づき、探偵は合法的な範囲内でこれらの情報を正確に収集します。得られた情報は、裁判や調停での有力な証拠として活用できるため、法的手続きを見据えた依頼が多いのが特徴です。
勤務先調査はどんな時に必要?代表的な5つのケース

探偵に勤務先調査を依頼する目的は多岐にわたります。ここでは、依頼件数が多い代表的なケースをご紹介します。
養育費や借金などの金銭トラブル(給与の差し押さえ)
離婚後に元配偶者からの養育費の支払いが滞ったり、借金を返さずに相手が逃げてしまったりした場合、最終的な手段として「給与の差し押さえ(強制執行)」を検討することになります。しかし、給与を差し押さえるためには、裁判所に対して「相手の現在の勤務先」を正確に申告しなければなりません。相手に聞いたとしても、差押えを避けるために教えてくれないどころか、転職して逃げるのがオチです。そのため、現在の職場を特定するために探偵の勤務先調査が不可欠となります。
浮気・不倫相手への対応
配偶者の浮気が発覚し、浮気相手に対して慰謝料を請求したい場合、相手の名前や住所が必要ですが、更に勤務先を把握しておくことも重要です。
たとえば、パートナーの不倫相手が同じ職場であったり、仕事上の関係者(営業先等)である場合、極力接触を防ぐために転職や異動を促した方が浮気の再発を防ぐことに繋がります。
退職した従業員の不正確認(企業からの依頼)
企業からの依頼も少なくありません。「退職した社員が、競業避止義務に違反してライバル企業に就職していないか」「自社の顧客情報を不正に持ち出して別の会社で利用していないか」といった懸念がある場合です。
また、病気を理由に休職している社員が、実際には他でアルバイトをしていないかを確認するための調査が行われることもあります。
婚約者の身元調査(経歴詐称の確認)
結婚を控えている相手に対して、「本当に一流企業で働いているのか」「言っていた職業は嘘ではないか」と疑念を抱いた際に行われる調査です。
近年はマッチングアプリ等を通じて出会うケースが増えており、プロフィールに記載された職業や収入が事実かどうかを確認するために勤務先調査を利用する人が増えています。
訴訟相手の支払い能力の確認
民事裁判を起こす前に、相手方に十分な支払い能力(資力)があるかどうかを確認する目的でも利用されます。勤務先や雇用形態(正社員かアルバイトかなど)がわかれば、おおよその収入レベルを推測することができ、裁判にかかる費用や労力が見合うかどうかの判断材料となります。
探偵はどうやって勤務先を調べる?3つの主な調査方法
「探偵はどうやって他人の職場を見つけ出すのだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。探偵は主に以下の3つの手法を状況に応じて組み合わせ、対象者の勤務先を特定します。
尾行・張り込み(行動調査)
最もオーソドックスでありながら、確実性が高い方法です。対象者の自宅が判明している場合、朝の出勤時間帯から尾行を開始し、どのルートを通り、どの駅で降りて、どのビルに入っていくのかを直接確認します。
大規模なオフィスビルなど複数の会社が入っている場合は、対象者が何階で降りたか、どのオフィスのドアを開けたかまで徹底的に確認します。ただし、入館証が必要なビルなどでは探偵が中まで入っていく事はできないため、別の方法を考える事もあります。プロの探偵は、対象者に気づかれない絶妙な距離感を保ちながら、複数人のチーム体制で尾行を行うため、高い確率で勤務先を特定できます。
データ調査・情報収集
氏名や過去の住所、生年月日などの事前情報がある場合、探偵事務所が持つ独自のネットワークやデータベースを活用して勤務先を割り出す方法です。
また、対象者のSNSを徹底的に分析し、投稿内容や写真の背景、交友関係から勤務先を絞り込む技術(OSINT)も活用されます。尾行が難しいケースや、対象者が警戒している場合に非常に有効かつスピーディな手段です。
聞き込み調査
対象者の周辺人物(近隣住民、過去の同僚、地域の店主など)に対して、自然な形で接触し情報を引き出す手法です。探偵であることを明かさず、世間話の中からさりげなく現在の勤務先や職業のヒントを探り出します。
対象者に調査の事実が漏れるリスクもあるため、熟練のコミュニケーション技術を持つ調査員によって慎重に行われます。
勤務先調査を探偵に依頼するメリット・デメリット

自力で調べるのではなく、探偵に依頼することにはどのような意味があるのでしょうか。
メリット
法的に有効な詳細情報が得られる
探偵の調査によって得られた情報は、裁判所や調停委員会への証拠提出にも使用でき、主張の強力な裏付けになります。勤務先調査で真実がハッキリしていれば堂々と戦えます。
相手にバレるリスクが極めて低い
素人が尾行をすると、対象者に気づかれたり、不審者扱いされたりする危険があります。プロは専門的な調査手法を組み合わせるため、極めて安全に情報を収集します。
法的な次の一手が打てる
確実な勤務先が判明することで、給与差し押さえなど具体的な法的アクションを起こすことが可能になります。
デメリット
費用がかかる
プロの調査員が動くため、数万円〜数十万円の調査費用がかかります。
100%ではない
対象者が極度に警戒している場合や、本当に無職である場合、毎日勤務先が変わる日雇い労働、完全在宅のフリーランスなどの場合、特定の「職場」の割り出しが難航するケースもあります。
探偵の調査に違法性はない?バレたり捕まったりしない?
他人の勤務先を調べることに対して、「違法ではないか」「プライバシーの侵害やストーカー規制法違反で捕まるのでは」と不安に感じる方もいるでしょう。
結論から言うと、公安委員会に正式に届出をしている探偵事務所が行う勤務先調査は合法です。
日本には「探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)」という法律があり、探偵が依頼を受けて「面接による聞き込み、尾行、張り込み」を行うことは、法律で認められた正当な業務として明記されています。
また、「ストーカー行為にならないか」という点についても心配ありません。ストーカー規制法は「恋愛感情の充足」や「怨恨」を目的とした行為を規制するものです。慰謝料請求や債権回収、不正確認といった正当な目的で行われる探偵の調査はストーカー行為には該当しません。
(※ただし、依頼者自身がDV加害者やストーカーであり、被害者の居場所を探すような不正な目的の依頼は、探偵は法律上引き受けることができません。)
失敗しない探偵事務所の選び方

数ある探偵事務所の中から、信頼できる優良な探偵を選ぶための3つのチェックポイントをご紹介します。
「探偵業届出証明書」の確認
ホームページの会社概要などに、公安委員会から交付された「探偵業届出番号」が記載されているか必ず確認しましょう。これが無い業者は違法業者です。
料金体系が明瞭か
極端に安い料金を謳い、後から高額なオプションや経費を追加請求する悪質な業者も存在します。見積もりの段階で総額が明確かを確認してください。
過去の実績と行政処分の有無
過去に法律違反をしていないか(各都道府県警のホームページで確認可能)、豊富な調査実績があるかを確認しましょう。
まとめ
対象者の勤務先を知ることは、養育費の未払いや借金の踏み倒し、浮気問題、企業間トラブルなどを根本的に解決するための非常に強力な武器となります。
自力での調査は発覚のリスクが高く、かえって対象者に逃げられてしまったり、法的なトラブルに巻き込まれたりして事態を悪化させる恐れがあります。確実かつ安全に法的に有効な情報を手に入れたいのであれば、調査のプロである探偵に依頼するのが最も賢明で確実な選択です。
一人で悩みを抱え込まず、まずは現在の状況を整理し、信頼できる探偵事務所の「無料相談」を活用して、解決に向けた第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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