浮気に関するさまざまなアンケートでは、なんと2割〜3割の人が「浮気したことがある」と答えているという結果が出ています。
そうなると、探偵に浮気調査を依頼したい人も当然のことながら多いわけです。
そして、実際にその料金はいくらかかるのか、それがよくわからなくて今一歩踏み出せずにいる人もまた多いことでしょう。
そこで、探偵に浮気調査を依頼したら実際にいくらかかったのか、具体例を踏まえて料金を解説します。
目次
浮気調査を探偵に依頼するといくらかかる？
探偵に浮気調査を依頼すると、その料金はいくらかかるのでしょうか。
実は、それには決まった金額はなく、10万円〜100万円以上とかなり幅があります。つまり、案件によって異なるのです。
しかし、それでは浮気調査の料金がいくらかかるのか全く見当もつきません。ですから、どのように料金の金額が決まるのか、どのような案件ではいくらかかったのか、料金の仕組みや具体例を知っておきたいものです。
そうすれば、浮気の状況から、探偵に調査を依頼した場合の料金が、ある程度想定できるようになります。
さらに、少しでも料金が安くなるような方法があるなら、それも是非知っておくべきでしょう。
自力で調査をすれば0円……というわけではない！
もし浮気調査を探偵に依頼しなければ、もちろんその分の料金を支払う必要はありません。そこで、費用をかけずに浮気調査をするには、「探偵に依頼せずに自分で調査すればどうか」という考えも出てくるわけです。
中には、自力で調査をして上手くいったという成功例もあるでしょう。しかし、それはかなり運が良いケースです。現実的には、浮気調査の難易度は想像よりもはるかに高く、証拠を入手するための機材や交通費にかなりの金額が必要です。
夜間や望遠でもはっきりと撮影できるカメラとそれを使いこなす技術の習得、尾行がバレないための変装道具、自分の車は使えないため都度レンタカーを使用するなど、かなりの労力と費用がかかります。その金額は15万円〜30万円は必要でしょう。さらに肉体的精神的な負担は大変なものです。
自力で調査しても、0円で済むわけではなくそれなりの費用がかかります。しかも、頑張って不慣れな調査を続けても疲弊するだけで、よい結果は得られないのが実情です。やはり探偵に依頼した方がよいでしょう。
探偵による浮気調査の料金体系をご紹介
探偵事務所では、浮気調査の料金をどのように算出しているのでしょうか。
まず、基本的には「 時間あたりの料金 × 調査時間 」という考え方があります。調査員の人件費と調査にかかった時間をベースにしているので、かかった人件費に比例して料金が決まるというシステムです。
このような考えを元に、数時間の調査をパックにしたり、成功報酬という形にしたりして、料金プランの選択肢を設けています。その料金体系を詳しくご紹介しましょう。
1.時間料金型
探偵が行う調査の料金は、基本的にこの「時間料金型」で決まります。
調査にあたる調査員1人につき1時間当たりの料金が決まっており、何人で何時間の調査をしたのか、によって基本的な金額が決まる方式です。
調査員1人1時間の料金 × 調査員の数 × 調査時間 ＝ 調査料金
上記のような計算で算出します。つまり、調査員の人件費に比例して金額が決まる料金体系です。
調査員の人数が多いほど、調査時間が長いほど料金が大きくなります。逆に人数が少なく、短時間なほど料金は安くなるわけです。
2.パック料金型
パック料金型とは、時間料金型の調査料金を数時間から数十時間にまとめて、金額を多少割安にした料金プランです。また、諸経費もパック料金に含まれていることが多く、調査の総費用を考えると十分に割安と言えるでしょう。
そして、何時間のパックが料金プランとして用意されているのかは、探偵事務所がそれぞれ独自に設定しています。
同じ時間の調査を時間料金型で支払うよりも割安な金額にはなっていますが、たとえば、20時間のパック料金型を申し込んで、実際の調査が10時間で完了した場合、残り時間分の料金が返金されるわけではありません。このように、調査が早く終われば、結果として割高だったという場合もあるので要注意です。
3.成功報酬型
探偵に支払う料金は、結果に対する料金ではなく、調査を行った労力や技術に対する料金です。ですから、結果がどのようなものであれ、料金は支払わねばなりません。
しかし、依頼者側の立場では、浮気の証拠をつかめなかったのに料金だけ支払うのは納得できないという思いがあります。
そのような依頼者の思いに応える形で、「成功した時には報酬を支払う」というタイプの料金プランが用意されており、それが成功報酬型です。
ただし、成功しなかったときの探偵側のリスクを抑えるため、高めの料金設定になっていたり、「成功するしないに関係なく払う着手金」＋「成功報酬」といったプランになっていたりします。
また、何をもって成功とするのかが重要で、これが曖昧だとトラブルになる可能性があるので要注意です。
4.その他経費
基本的な調査料金は上記の3種類の料金プランで定まります。その料金に諸経費が加算されて全体の料金が決まるのです。
つまり、「 調査料金 ＋ 諸経費 ＝ 支払う総額 」ということになります。
この諸経費には、調査をする時にかかった交通費や入場料など施設利用費、車両費や機材費、調査報告書作成手数料などがあります。
交通費や施設利用料は、調査の都合上かかる実費であり、車両費や機材費は調査に車や撮影機材を使用した場合の使用料です。
ただし、料金プランによっては諸経費を含めた金額になっているものもあります。
探偵による浮気調査の料金に関するよくあるお悩みなどは、こちらの記事でも詳しく解説しています。
調査料金はほとんどが人件費
どのような事業でも、かかるコストに利益をのせて事業運営の資金を得ています。近所のスーパーやコンビニでも、大手自動車メーカーでも同じです。
探偵も、コストがその料金のベースとなります。そして、時間料金型の料金プランが示すように、その大半が調査員の人件費なのです。
もちろん、計算上は調査員を減らすほど料金が安くなることになります。通常は調査員2名で行われる浮気調査を1名でやれば、時間料金型において半額になる計算になります。
しかし、1人での尾行や張り込みは、トイレに行くことすらできず、連携した動きもとれず、失敗する可能性が高くなるのです。そのため、よい結果が得られなかったり、調査時間が長くなったりして、割高になる可能性があります。
案件によっていくらかかるかは大きく異なる！
確かに無駄な調査員は不要です。しかし、不用意に調査員の人数を減らそうとしてはいけません。そこで料金を安くするのは難しく、調査が失敗するリスクを高めるだけです。人件費が一番のコストではありますが、それでも調査員は適切な人数が望ましいということです。
それよりも、その料金の違いは、浮気の行動がどのようなものなのか、また、浮気調査後の目的・目標をどこに置いているのかによって生じるのです。
そこで、ここから先は具体例とともに、その浮気調査でいくらかかったのかをご紹介していきましょう。
浮気調査をしたらいくらかかった？ケース別に紹介
浮気調査の料金がどれほどかかるのか、おおよそのところを想定できるようになるには、いくつかの具体的なケースを知っておくとよいでしょう。
それらは、浮気調査の予算を検討する上で参考になります。
また、探偵事務所が出した見積金額が妥当かどうかを判断する上でも役に立つでしょう。
具体的な案件とその調査料金を、3つのケースでご紹介します。
ケース1・浮気相手に会う日が発覚し探偵に依頼
調査をしても、その日には浮気相手と会わなかったり、会っても不貞行為に及ばなかったりすると、調査そのものに手抜かりがなくとも、結果は不発に終わります。
しかし、このケースでは、浮気相手に会う日が予めわかっていました。「今度の金曜日は残業でかなり遅くなるので、場合によっては泊ってくるかもしれない。」と言いつつ、スマホには浮気相手と会う約束をしたメッセージが残っていたのです。
帰宅時間が遅くなるか泊ってくるということは、「一緒に食事した後すぐに帰る」というものではありません。不貞行為に及ぶ可能性が極めて高いので、その日に調査をしてもらうよう探偵に依頼しました。
結果は大当たりです。一回の浮気調査で証拠を入手できました。
ポイント・時間がかからなければ安く調査が可能
浮気調査の費用は10万円～100万円以上と、幅はありますが、40万円・50万円ほどかかるケースは珍しくありません。
しかし、このケースでは8時間パックの料金7万円で調査が完了しました。
確実に浮気するその日を狙って、効率よく証拠をつかめたことが功を奏しています。また、特に不貞行為の現場を何度も押さえて、多くの慰謝料を請求しようという目的はなく、1回の証拠で十分としたため、それ以上の調査は行われません。
浮気調査では長時間になるほど料金がかかります。しかし、短時間で完了すれば、相場から見てもずいぶんと安く済むのです。
ケース2・配偶者の様子がおかしい、念のため探偵に依頼
以前と違って、「何か配偶者の様子がおかしい」と感じるようになっていましたが、浮気だと確信を持てずにいました。でも、「もしかしたら浮気？」という疑いも捨てきれません。
今まで家の中では、スマホをテーブルの上に置きっぱなしにしていたのに、そのスマホを見かけなくなりました。夜遅い時間に「コンビニに行く」と言って、30分から1時間ほど出かけることが、以前より明らかに増えている状況でした。また、残業も少し多くなったような気がしていました。
これと言って浮気の証拠があったわけではないのですが、念のため探偵事務所に相談。その結果、一週間の調査によって浮気の証拠を入手しました。
ポイント・一切証拠がない状況でも、尾行によって調査可能
状況から見て、浮気が疑われる典型的なパターンです。
このように配偶者の様子に不審な点が散見される場合、浮気の確信や証拠を得てから探偵に依頼するよりも、「探偵の調査によって証拠を得る」と考える方が順当だと言えます。
このケースでは、7日間の調査で、浮気相手と会っている様子や2人でラブホテルへ出入りする様子を撮影できました。平均すると1日あたり3時間ほどの調査になり、費用は21万円という結果になりました。
そして、撮影された証拠写真のおかげで、その調査費用を上回る慰謝料を請求できたのです。
浮気には、スマホの扱いや妙な外出、残業や出張、同窓会が増えるなど、典型的な兆候が見られます。そのような時、自分で証拠をつかむ必要はありません。証拠は探偵が入手してくれます。
ケース3・離婚を検討中。法的に有効な浮気の証拠を探偵に依頼
配偶者の浮気の疑いは濃厚なのですが、決して浮気を認めようとはしません。したがって離婚にも応じない構えです。
浮気している本人にしてみれば、家庭を壊すことなく、恋愛や性的な欲望を満たしたいのでしょう。その身勝手な考えにNOを突きつけるため、裁判での争いも辞さぬ覚悟で臨みました。
探偵に依頼する際には、裁判で勝てる十分な証拠が欲しいということで成功報酬型のプランを申し込んでいます。そして、1ヶ月に及ぶ綿密な調査が行われました。
その結果、浮気の詳細な様子から不貞行為があったことを類推させる写真まで、言い逃れ不可能な証拠を取りそろえることに成功。民法770条で定める法定離婚事由により、離婚が成立しました。
ポイント・長期間かけて強い証拠を掴むには成功報酬制を
裁判で勝てる強い証拠を求めるなら徹底した浮気調査を行うことになります。その場合、時間料金型ではどこまで調査時間がかかるのか不安です。1回や2回の浮気調査では十分と言えず、長期間の浮気調査になることを見据えておく必要があります。
そういった案件では、調査時間で金額が決まるより、「成功すれば料金がいくら」と、事前に定めた上で調査に取りかかる成功報酬型の料金プランを申し込むとよいでしょう。
このケースでも、成功報酬型の料金プランで60万円と取り決め、その内着手金の30万円を先に支払い、1か月にわたる浮気調査が行われました。徹底した証拠が記載された調査報告書を受け取り、残りの成功報酬30万円を支払いました。
ちなみに、その調査時間は50時間を上回っていたため、時間料金型にしていた場合、料金は100万円を超えていたでしょう。成功報酬型で安く調査できたわけです。
浮気調査の流れについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
できるだけ費用をかけないためには？
誰もが当然、浮気調査の費用が安く済むことを望みます。そのためには、先ほどの事例で紹介したように、調査内容と料金プランの選び方で安くなることを知っておくとよいでしょう。
それに加えて大切なのは、効率的な、または効果的な浮気調査が出来るように、依頼主もできる限り協力することです。結果として早く調査が完了し、調査費用が安くなります。
そのためには、調査を開始するまでに、些細な情報も取りこぼさず探偵に伝えることが重要です。これが効率的で効果的な調査につながるのです。
事前の情報収集が大切
探偵に調査を依頼すると、探偵の方から調査対象者についてさまざまな情報を求められるでしょう。この時には出来る限りの情報を提供すべきです。
行き先を告げずに出かける曜日があるか、よく立ち寄るお店はあるかといった情報も、調査を成功させる重要な鍵となり得ます。
また、配偶者のポケットに入っていた領収書やクレジットカードの利用履歴などは、浮気に関する行動パターンを知る手がかりとなります。このような情報が多く集まることで効率的な浮気調査が可能になるのです。
また、写真も重要な情報ですから、配偶者の顔や姿をはじめ所有している車など、出来るだけ写真を用意しましょう。たとえば、出かけるときにはよくサングラスをかけているなら、言葉で説明するよりその写真を用意した方が明確に伝わります。
このような情報を提供することによって調査は短時間になり、結果として料金が安くなるわけです。
無料相談で費用のことを探偵に相談しよう
多くの人が、「浮気調査にいくらでもお金を払います」というわけにはいきません。予算に限度があるのは当然です。
また、「どれほど費用がかかるのか？」それが探偵に浮気調査を依頼する上で、不安材料となっているに違いありません。しかし、むしろ予算や料金についても正直に探偵へ相談すべきと言えるでしょう。
ほとんどの探偵事務所が、浮気調査に関して無料相談を受け付けていますが、浮気の内容について相談した後、浮気調査の見積金額を算定するところまで無料になっているのが一般的です。正直に料金面での不安を告げれば、何らかの形でその予算を考慮してもらえる可能性があります。
浮気調査なら「アルシュ品川探偵事務所」へ
浮気調査によって入手した証拠で浮気を認めさせ、その後、離婚しようと考える方、浮気をやめさせたい方、慰謝料を請求しようと考える方、さまざまな想いがあります。アルシュ品川探偵事務所では、依頼者様の想いを大切に浮気調査をしております。
アルシュ品川探偵事務所の大きな特徴は、調査員が全員もともとベテランの刑事であるということ。長年の間、刑事として犯罪捜査で鍛えてきた技術は今、探偵の調査技術として高度な調査を実現しています。そして、その調査力には高い評価をいただいております。
また、高度な尾行や張り込みに加え、優れた撮影技術で証拠能力の高い調査報告書を作成可能です。
浮気調査のことなら、アルシュ品川探偵事務所にお任せください。
アルシュ品川探偵事務所の豊富な料金プラン
アルシュ品川探偵事務所では浮気調査に豊富な料金プランをご用意しております。
■基本料金（時間制料金プラン）
・調査員1名1時間：6,500円(税込7,150円）
（4時間の調査から承ります。）
延長料金
・調査員1名1時間：6,500円（税込7,150円）
※調査員2名で税込み14,300円は相場と比べて安めの料金
■パック料金（パック制料金プラン）
・調査員1名8時間パック：50,000円（税込55,000円）
■浮気の証拠を撮るまで探偵さんにお任せパック
契約時に取り決めた金額で弁護士と連携しつつ、裁判で通用する確実な証拠を入手するまで調査します。
浮気調査後、法廷を視野に入れるならおすすめのプランです。
・料金は案件により変わりますのでご相談ください
■お試し調査プラン
初回限定ですが格安のプランです。1日限りで3時間以内の調査を行います。
探偵事務所を迷っている方、このプランでアルシュ品川探偵事務所の実力をお試しください。
・調査員1名：9,800円（税込10,780円）
・調査員2名：18,900円（税込20,790円）
まとめ
もし浮気調査をしたら、実際にいくらかかるのでしょうか。
自力調査でもタダでは不可能で、ある程度の金額はかかります。その上、精神的にも肉体的にも大変なので、探偵に依頼する方がよいでしょう。
探偵では、時間料金型やパック料金型、成功報酬型と、およそこの3種の料金体系となっていますが、実際にはケースごとに料金は大きく異なります。
上手く料金プランを選ぶことや、事前に調査に役立つ情報をつかむことが、費用を出来るだけ安く抑えることにつながります。
浮気調査なら、アルシュ品川探偵事務所にお任せください。
優れた調査能力を持つ調査員が、ご依頼主様の問題解決を第一に調査いたします。
