パートナーの様子が最近おかしい。帰りが遅い、スマホを肌身離さず持っている、急な出張が増えた……。そんな些細な変化に、胸騒ぎを覚えている方もいるかもしれません。もしかしたら、それは「浮気」のサインかもしれません。しかし、浮気には、その場限りの遊びや、出来心といったものから、「本気の浮気」まで、様々なタイプが存在します。

「本気の浮気」は、単なる肉体関係や一時的な気の迷いでは片付けられない、深刻な事態です。そこには、浮気相手への深い感情や、将来を共にしたいという意思すら見え隠れすることがあります。

この記事では、私たち探偵が数々の浮気調査を通して見極めてきた「本気の浮気」の兆候、そしてその徹底調査のプロセス、さらには、その先に待つであろう結末と、あなたが取るべき最善の行動について詳しく解説していきます。

もし、あなたの心に「本気の浮気」という言葉がよぎっているのなら、ぜひ最後までお読みください。

「本気の浮気」とは何か？遊びの浮気との決定的な違い

まず、「本気の浮気」と「遊びの浮気」の明確な違いを理解することが重要です。この違いを知ることで、パートナーの行動がどれほど深刻なものなのか、冷静に判断する手がかりになります。

遊びの浮気の特徴

目的

一時的な肉体関係、非日常の刺激、ストレス解消、自己顕示欲の充足。

期間

短期間で終わることが多い。

関係性

感情的な深まりはあまりなく、あくまで割り切った関係。

デート

ラブホテルへ直行、短期的なデート、衝動的な行動が多い。

発覚後

強い反省が見られ、関係修復の意思があることが多い。

「本気の浮気」の特徴

「本気の浮気」は、浮気相手との関係に感情的な深まりを伴い、将来的な関係まで視野に入れている可能性が高いのが特徴です。

目的

浮気相手との精神的な繋がり、パートナーシップの代替、将来を共にする可能性の模索。

期間

長期にわたることが多く、関係が深まるにつれて隠蔽が巧妙になる。

関係性

浮気相手への愛情や依存が強く、精神的な支えとなっている。パートナーとの関係に不満や諦めを抱えていることが多い。

デート

・頻繁な接触…会う頻度が高い、毎日のように連絡を取り合う。

・金銭の投入… 浮気相手への高額なプレゼント、金銭的援助、旅行費用負担など。

・生活の変化… 帰宅時間の急激な変化、休日出勤の増加、服装や趣味の変化、家族への関心の低下。

・将来の話題… 浮気相手との将来について話している形跡

家庭への態度

・家族への無関心： 家族との時間を蔑ろにし、子供の行事や記念日よりも浮気相手を優先。

・態度や言動の変化：攻撃的になる、すぐに逆ギレする、パートナーに嫌われるようなことをする。

・同棲の兆候： 浮気相手の家に泊まる(外泊)頻度が増える、私物を相手の家に置く、引越しを検討している。

発覚後

関係修復に消極的、浮気相手を庇う、パートナーに責任転嫁、浮気相手と別れることを拒否、開き直る、離婚を切り出す可能性がある。

 

私たち探偵は豊富な経験から、浮気調査の過程で対象者の浮気の深刻度を判断することが可能なこともあります。

特に、浮気相手がパートナーのタイプと大きく異なる場合や、パートナーが家庭での不満を募らせている場合は、「本気の浮気」に発展しやすいという印象が強くあります。

探偵の徹底調査で「本気の浮気」を暴くプロセス

私たち探偵事務所は、浮気の疑いがあるお客様に対し、独自のノウハウと専門的な技術を駆使して徹底的な調査を行います。

1. 綿密なヒアリングと情報収集

まず、お客様から現在の状況、パートナーの行動の変化、浮気相手に関する情報（もしあれば）などを詳細にお伺いします。

このヒアリングは、調査の方向性を決める上で非常に重要です。些細な情報でも、決定的な証拠へと繋がるヒントになることがあります。

2. プロの尾行・張り込み

熟練の調査員が、パートナーの行動を注意深く監視します。

尾行や張り込みは、単に後をつけるだけではありません。人混みに紛れカモフラージュしながら、パートナーの日常的な行動パターン、立ち寄り先、会っている人物などを詳細に記録します。

特に、「本気の浮気」の場合、浮気相手との接触頻度や時間、場所などを特定し、関係の深さを浮き彫りにしていきます。

3. 証拠写真・動画の撮影

肉体関係を示す写真や動画は、裁判において最も強力な証拠となります。ラブホテルへの出入り、浮気相手の自宅への出入り、手をつなぐ、キスをするなどの決定的な瞬間を、高性能な機材を用いて鮮明に撮影します。これらは、パートナーが浮気の事実を否定したとしても、揺るぎない真実を突きつけることになります。

4. デジタル証拠の収集（法的に可能な範囲で）

メール、LINE、SNSのやり取りなど、デジタルデータの中にも浮気の証拠が隠されていることがあります。法的に許される範囲で、これらの情報収集も検討します。ただし、違法な手段での情報収集は行いません。

5. 詳細な報告書の作成

調査で得られたすべての情報、写真、動画などをまとめた詳細な調査報告書を作成します。

この報告書は、浮気の事実を明確に示し、今後の話し合いや法的手続きにおいてあなたの強力な武器となります。写真や動画だけでなく、行動記録や時間軸なども含め、客観的で信頼性の高い報告書を提供します。

「本気の浮気」が発覚した後の結末とあなたが取るべき行動

「本気の浮気」が発覚した場合、その後の展開は、関係修復を望むか、それとも離婚を選択するかによって大きく異なります。

いずれの道を選ぶにしても、冷静かつ計画的に進めることが重要です。

ケース1：関係修復を目指す場合

「本気の浮気」からの関係修復は、簡単な道のりではありません。

しかし、夫婦関係を再構築したいという強い意思があるならば、以下の点を踏まえ慎重に進める必要があります。

・証拠の入手

浮気発覚時、関係修復や離婚拒否には浮気の証拠が極めて重要です。パートナーが本気の浮気をしている場合、あなたとは離婚を望むことがあります。

しかし、日本の民法には「有責配偶者からの離婚申出は原則認められない」というルールがあります。浮気をした側は「有責配偶者」となり自分からの離婚請求が困難になるため、あなたが離婚に応じない場合に強力な盾となります。裁判所が離婚を認めない状況とするためには、客観的かつ明確な浮気の証拠を得ましょう。

・徹底的な話し合いと反省

浮気の事実と、なぜそれが「本気の浮気」になったのかをパートナーに認めさせ、深く反省させることが不可欠です。

浮気相手との関係を完全に断ち切ることを約束させ、再度浮気をしないように罰則を定めた誓約書などを作成するようにしましょう。

関連記事：浮気の再発を防ぐための有効な手段。浮気調査後の誓約書作成ガイド

・専門家のサポート

夫婦カウンセリングなど第三者の介入を求めることで、感情的な対立を避け冷静に話し合う環境を整えることができます。

関係修復にはお互いの努力とが不可欠であり、それをサポートしてくれる専門家の力はあなたの大きな支えになります。

・信頼回復のための時間

壊れた信頼は、一朝一夕には戻りません。

「約束を守る」「行動をオープンにする」「浮気相手との関係を完全な断絶する」など、時間をかけてパートナーの真摯な行動を見極める必要があります。

・慰謝料請求

関係修復を目指す場合でも、パートナーや浮気相手に慰謝料請求をすることは可能です。しかし、修復を目指すという事であれば同じ家庭内の収支になることからパートナーには請求せずに浮気相手のみに請求するケースもあります。

ただし、その場合は求償権(浮気相手からパートナーに慰謝料の一部を請求する)を行使されることも考えられます。

また、離婚する場合に比べて離婚しない場合は慰謝料が低額になる傾向です。

そういったことから、関係修復を目指す場合は慰謝料請求しないという方も多いです。

関連記事：慰謝料請求は慎重に！不倫がわかっても慰謝料請求しない方が良いケースとは？

ケース2：離婚を選択する場合

「本気の浮気」は、夫婦関係を継続することが困難なほどの精神的苦痛を与えるものです。離婚を選択する場合も、私たち探偵が収集した証拠が非常に大きな意味を持ちます。

・慰謝料請求

浮気は民法上の不法行為にあたり、精神的苦痛に対する慰謝料を請求することができます。「本気の浮気」の場合、その精神的苦痛はより大きいと判断されることがあり、高額な慰謝料が認められる可能性が高まります。探偵の調査報告書は、慰謝料請求の際に強力な証拠となります。

関連記事：浮気による慰謝料請求ができるケースとできないケース、慰謝料が高額になるのはどんな時？

・財産分与・親権・養育費

離婚に際しては、財産分与、子供の親権、養育費など、様々な取り決めが必要です。

あなたに有利な条件で離婚を成立させるために弁護士の力を借りる事も検討しましょう。

・新たな人生のスタート

離婚は決してネガティブな終わりではありません。苦しい経験を乗り越え、あなたが幸せになるための新たな人生のスタートです。精神的なサポートや、弁護士との連携を通じて探偵が新しい一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。

あなたの未来のために、今できること

パートナーの浮気に直面することは非常に辛く、一人で抱え込むには重すぎる問題です。

しかし、何もせずにいても事態は好転しません。あなたのパートナーが浮気をしている可能性があるとしたら、適切な行動を起こすことが何よりも重要です。

冷静になる

パートナーが浮気をしている状況で冷静になるのはとても難しい事かもしれません。しかし、感情的になると判断力が鈍ってしまったりいらぬ行動を起こす原因になりかねません。まずは冷静になることが大切です。

証拠の重要性を理解する

法的に有効な証拠がなければ、あなたの主張は通りにくくなってしまいます。探偵による確実な証拠収集が、あなたの未来を左右します。

探偵に相談

パートナーとが本気の浮気をしているとすれば、離婚も視野に入れている可能性もあるため慎重な証拠収集が必要です。

あなたの状況を詳しくお伺いし、『パートナーが浮気をしているのか』『どのような相手なのか』『どんな関係を築いているのか』など、知りたい情報を調べるための最適な調査プランをご提案します。相談は無料ですので、安心してお問い合わせください。

弁護士に相談

法的な争いになることが考えられる場合は弁護士への相談も大切です。弁護士は浮気の証拠を盾に、あなたの強い味方になり戦ってくれることでしょう。

まとめ

パートナーの異変は「本気の浮気」かもしれません。これは遊びとは異なり、浮気相手との将来まで見据えた深刻な関係です。

「本気の浮気」が発覚した場合、離婚か関係修復か、どちらの道を選ぶにしても、浮気の証拠が極めて重要です。

離婚をするのであれば、あなたの負った精神的苦痛に対し責任を果たしてもらうためにも、離婚後の生活を立て直すためにも、しっかりと慰謝料請求をしたいものです。

また、あなたが関係修復を望んでいるにも関わらず、浮気相手に本気になりあなたとの離婚を望むパートナーに対しては、民法の「有責配偶者からの離婚申出は原則認められない」というルールを味方に付けたいところです。

この法的防御を可能にするには、客観的で明確な証拠が不可欠であり、探偵による調査が最も有効です。

あなたの抱える不安を解消し、あなたが望む未来を掴み取るために、私たち探偵や弁護士が全力でサポートいたします。一人で悩まず、どうぞ私たちにご相談ください。

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