「また新入社員がすぐに辞めてしまった」 「とても優秀だと聞いていたのに、現場に入ったら全く使い物にならない」 もしかして、うちの会社の採用担当は仕事ができないのではないか…?
毎年、あるいは毎月の採用活動において、このような頭を抱える経営者や役員の方は決して少なくありません。
多大なコストと時間をかけて採用した人物が、いわゆる「ハズレ」だったときの落胆と企業側の損失は計り知れません。
本コラムでは、元刑事という経歴を持つ探偵の視点から、「採用担当の仕事ができない」と悩む企業様に向けて、面接者の本質を見極めることの難しさと、その解決策について解説します。
目次
「採用担当は仕事ができない」と決めつける前に知るべきこと

企業において「採用担当の仕事」とは、単に求人媒体に広告を出し、面接のスケジュールを組むことではありません。
自社の社風に合い、利益に貢献してくれる優秀な人材を見つけ出し、入社へと導くことが最大のミッションです。
しかし、採用した人材がトラブルメーカーだったり、経歴を詐称していたり、早期退職を繰り返したりすると、経営陣は「うちの採用担当は人を見る目がない」「採用担当が仕事できないからだ」と責任を追及したくなります。
確かに、面接官のスキル不足が原因であるケースもあります。しかし、本当にそれだけが原因でしょうか?
結論から言うと、「面接という限られた場だけで、候補者の本性や隠された問題点を100%見抜くことは、どんなに優秀な採用担当者であってもほぼ不可能」なのです。
面接者は「自分を良く見せるプロ」である

採用面接において、候補者は誰しも「悪い部分は隠し、良い部分を最大限に装う」ものです。これはある意味で当然の自己防衛であり、就職活動におけるテクニックとして広く浸透しています。
- 前職の退職理由: 本当は人間関係のトラブルや無断欠勤が原因であっても、「キャリアアップのため」「新しい分野に挑戦したかったため」とポジティブに変換して語ります。
- 実績の誇張: チームのほんの一部の業務を手伝っただけでも、「プロジェクトリーダーとして〇〇の売上向上に貢献した」と堂々とアピールします。
- 性格の偽装: 普段は協調性がなく自己中心的な人物でも、面接の30分〜1時間程度であれば、笑顔でハキハキとした「コミュニケーション能力の高い人物」を演じ切ることができます。
これらを見抜けないからといって、直ちに「採用担当の仕事ができない」と断じるのは酷な話です。
相手も必死に嘘や誇張を交えて自分を売り込んでくるため、通常の面接や適性検査だけでそのメッキを剥がすことは極めて困難なのです。
採用の失敗が企業にもたらす甚大なリスク

「見抜けないのは仕方ない」で済まされないのが、企業経営の厳しいところです。
素行不良や経歴詐称のある人物を誤って採用してしまった場合、企業には以下のような多大なリスクが降りかかります。
採用・教育コストの無駄撃ち
求人広告費、紹介会社への手数料、面接に割いた人件費、そして入社後の研修費用など、一人を採用し育成するには数百万円のコストがかかります。早期離職されれば、これらが全て水の泡となります。
社内環境の悪化と既存社員の流出
トラブルメーカーが一人入社するだけで、職場の雰囲気は一気に悪化します。
ハラスメント気質のある人物や、極端に協調性のない人物のせいで、優秀な既存社員がメンタルを病んだり、連鎖退職を引き起こしたりするケースは後を絶ちません。
情報漏洩や企業コンプライアンスの危機
前職で横領や顧客情報の持ち出しなどの問題を起こしていた人物を雇ってしまった場合、自社でも同様の事件を起こす危険性があります。
これにより企業の信用が失墜すれば、取り返しのつかない事態に発展します。
「採用担当の仕事」の範囲内でこれらを完全に防ぐことが難しいのであれば、企業は別の手立てを講じる必要があります。
善し悪しを見極める最終手段「探偵の採用調査」

面接や書類選考といった「表向きの情報」だけでは判断できない。かといって、採用担当者にこれ以上の負担や責任を負わせても解決しない。
そうした「どうも採用が上手くいかない」「どうしても見抜けない」とお悩みの企業様にご提案したいのが、探偵による「採用調査(バックグラウンドチェック)」です。
採用調査とは、候補者の履歴書や職務経歴書に記載されている内容に虚偽がないか、前職での本当の働きぶりや退職理由はどのようなものであったかを、第三者である探偵が客観的に調査するサービスです。
関連記事:採用リスクを徹底排除!元刑事が語る「バックグラウンドチェック」の必要性と適切な進め方
元刑事の探偵事務所だからできる「深い調査」
特に当事務所のような、元刑事が在籍する探偵事務所には、一般の採用担当者には決して真似できない「真実を見抜くノウハウ」と「独自の調査網」があります。
経歴の裏付け調査
提出された履歴書に書かれている学歴や職歴に嘘がないかを徹底的に確認します。在籍期間のごまかしや、役職の詐称など、書類上の矛盾を洗い出します。
前職での勤務態度・評判のヒアリング
合法的な手法を用い、前職の上司や同僚から「実際の勤務態度」「人間関係のトラブルの有無」「本当の退職理由」などを聞き出します。面接では「円満退社」と言っていたのに、実際はセクハラで懲戒解雇寸前だった、横領の噂があり要注意人物だったといった、本人から聞くことは難しいであろう事実が判明することは珍しくありません。
素行・トラブル歴の確認
SNSの裏アカウントの特定による過激な発言や情報漏洩のリスク確認、過去の破産歴や反社会的勢力との繋がりの有無など、企業のコンプライアンスを守るために必須となる項目を調査します。
採用担当者を「責める」のではなく「支援」する仕組みを
採用担当者は、決して仕事ができないわけではありません。
彼らは「限られた情報の中で、企業にとって最適な決断を下そう」と日々奮闘しています。しかし、候補者が巧みに隠した「裏の顔」までを見抜くのは、人事のプロであっても至難の業です。
経営陣がすべきことは、採用担当者を「仕事ができない」と責めることではなく、彼らが正しい判断を下せるように「客観的で正確な情報」を提供できる仕組みを整えることです。
最終選考に残った重要なポジションの候補者や、少しでも経歴に違和感を覚える候補者に対して「採用調査」を導入することは、採用担当者の強力な武器となり、ひいては企業全体を巨大なリスクから守るための強固な盾となります。
「自社の採用活動に限界を感じている」 「本当に信頼できる人材だけを厳選したい」
そうお考えの経営者様や人事責任者様は、ぜひ一度、元刑事の視点と独自の調査力を持つ当探偵事務所へご相談ください。貴社の採用活動が真に価値あるものとなるよう、私たちが確かな「事実」をご提供いたします。
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